風邪から雨の日の前の体調不良、ダイエット、パニック症、お子様の夜泣きまでまずは気軽にご相談ください。東急世田谷線松原駅徒歩1分


【お子様の漢方について】


 ここ最近、インフルエンザが増えてきはじめましたね。それに今年は手足口病、伝染性紅斑、マイコプラズマなど多種多様な感染症が流行っている様子。この寒さと乾燥で喉の粘膜の線毛の働きも低下している時期はどうしても風邪が流行りやすいんです。

 風邪をひかない様にするにはどうするか、何をしたらいいか?とよくありますが感染症にかかるには、病原体感染経路宿主、の三つが揃わなければなりません。このうち私たちが対策できることは後者2つ、感染経路と宿主のところで対策ができます。

🌟まずは感染経路

 手洗いうがいなどで感染経路をしっかりシャットアウトしていきましょう。アルコールでの消毒もインフルエンザウィルスなど多くの病原菌に対して有効ですので適宜手指消毒を行うといいかと思います。なおアルコールでの手指消毒の際、手の脂も取られてしまいますので消毒後、ハンドクリームで保湿をしておくことお勧めいたします。ささくれなどの手荒れ防止につながります(手荒れからの食中毒もありますのでこちらもご注意を。なお、アルコールは引火性ですので空間へのアルコールの噴霧は絶対にやめてください。)。

🌟次に宿主

 少なくとも人体の中で【くび】とつくところ(首、手首、足首、くびれ(お腹)の6カ所)は冷やさない様にご注意を。特に首、手首、足首は大きな血管がわかりやすい位置に通っていますのでそこで冷えてしまいますと全身に冷えが波及しやすいです。とくに首は先ほどお話しいたしました喉の線毛の働きに直結していきますのでぜひマフラーなどをご活用ください。体を温めることと、偏らず栄養を摂ること、お身体をしっかり休ませること、とても大事になります。

 栄養についてはできれば伝統的な和食スタイル、お米を中心にしてお味噌汁、旬のものを召し上がっていただくと、とてもいいかと思います。お米、胃の働きを整える作用あるんです。お米自体を使う漢方も、粉にして一緒に飲む漢方もあるぐらいお米は体にとって大切なものと漢方では考えています。

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・・とはいっても、用心しててもかかってしまう時はかかってしまうんですよね。。

 かかってしまったらその時は早めに対処です!『あれ、ちょっとおかしいかな?気のせいかな?』という時こそ素早く対処を行なってください。ちょっとした風邪でしたら発汗で改善することがあります。

漢方薬についてですが、ここでよくある質問。

Q. 子供でも漢方薬は飲めますか?

A. 子供でも漢方薬は飲めます。飲む量を調整すれば子供でも風邪引いた場合、桂枝湯、葛根湯、麻黄湯、小青竜湯、小柴胡湯、など多くの漢方薬が飲めます(お味もそんなにキツくないです。)。また風邪をひいてうわ言を言うほどの場合においても漢方は対応できます。

 なお、当店の営業時間は基本、朝の9時から夜20時まででございますが多少時間に融通をきかすことができますので遠慮なくご連絡くださいませ。

 朝、急に熱が上がった、夜にゼコゼコ痰がらみがする、咳き込む様になった、寝る前に熱が上がってきた etc…色々なことが突然起こるのが子供です。

 補足:風邪以外にも漢方薬がいくケースとしては赤ちゃんの夜泣きにも、小中高生で学校で朝礼の最中に調子が悪くなって気持ち悪くなってしまう、めまい、立ちくらみ、天気が悪くなる前の不調(気象病)などの症状についても漢方薬が症状を軽減させることができます。ぜひお近くの漢方薬局にお問合せしてみてください。

以下はご参考までに・・・

厚生労働省 感染情報

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html

東京都感染症情報センター

https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp

NHK 約20種類の感染症 感染者推の推移・全国比較最新ニュース

https://www3.nhk.or.jp/news/special/medical

以下は漢方的な日常の養生になります。よかったらご参考ください。

 漢方的な考えをご紹介しますと『心』、『食』、『動』、『休』、『環』を整えてみようということになります。

『心』:お気持ち、心そのものです。忙しない年末ですがリラックス、余裕を持たれること大事です。

『食』:日々の食事です。これから忘年会、クリスマス、お正月、新年会、など12月から翌年1月にかけて食生活が乱れる時期に入ります。暴飲暴食と冷たいものの摂りすぎはご注意ください。外の冷えからだけでなく、食べ物、内側からの冷えでもお身体影響を受けます。空きっ腹への冷たい飲み物の摂りすぎは十分ご注意を。

『動』:適度に動きましょう。少しじんわりと汗をかくぐらいの運動をされますとお体のこもった熱の発散、ストレスの発散などのつながりますのでお勧めです。室内にいることが多いこの季節、できることならば筋肉を減らさない様に室内での筋トレ、お勧めいたします!

『休』:適度に休みましょう。年末で色々とお仕事などが嵩んでくる時期ではありますがお休みする時間もちゃんととってスイッチを切り替えましょう。

『環』:環境です。この時期、室内に篭りっぱなしのことが多いかと思います。ちょっとした休みに散歩や軽いジョギングなどして環境を変えてみるのもお勧めです。

今年、残り3週間を切っています。年末年始も無事に元気に過ごしていきましょう!

漢方薬局 The Herbalist

店主 拝


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