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【冬至の養生とお屠蘇のはなし|世田谷区の漢方薬局 The Herbalist】


〜体を整え、次の季節に備えるために〜

 皆様こんにちは。漢方薬局 The Herbalist の店主でございます。

 12/22は冬至ですね。12月も半ば、寒さも本格的になってきております。ご体調、崩されていらっしゃいませんか?今回は冬至、お屠蘇など年の瀬、年末年始にかかるお話になります。まずはチラシでございます。

⬇️ダウンロードはこちらから⬇️

※以下、チラシの追加・補足などです。

冬至とは、どんな節目なのでしょうか

 冬至(とうじ)は、一年で最も昼が短く、夜が長い日です。
暦の上では「ここから少しずつ陽が戻ってくる」大切な節目とされています。別名一陽来復とも言われております。

漢方や東洋医学では、
**冬至は“終わり”ではなく“始まりの準備期間”**と考えます。

この時期の過ごし方は、
年明け以降の体調に大きく影響すると言われています。

冬至の頃に体調を崩しやすい理由

冬至前後は、次のようなご相談が増えてきます。

  • 手足やお腹の冷えが強くなる
  • 疲れが抜けにくい
  • 胃腸の調子が落ちる
  • 眠りが浅くなる

これは単に「寒いから」だけではありません。

日照時間の減少、気温の低下、年末に向けた忙しさなどが重なり、
体の内側で“温める力”や“回復する力”が弱まりやすい時期なのです。また季節的に忘年会、クリスマスパーティーなどの会食も多くなるため胃腸に負担がかかって生じるものもございます。

冬至に「養生」が大切な理由

養生とは、
今ある不調を無理に変えようとするのではなく、体が回復しやすい環境を整えること

冬至の養生で大切なのは、

  • 体を冷やしすぎない
  • 消化に負担をかけすぎない
  • しっかり休む

という、ごく基本的なことです。

特別なことをする必要はありません。
「戻す」「整える」ことが、この時期の養生の要になります。

冬至に意識したい食べ物と暮らし

温かいものを中心に

この時期は、
体温より温かい飲み物・食事を意識するだけでも違います。

冷たいものは控えめにし、
スープや味噌汁など、胃腸を温めるものを取り入れてみてください。

柚子湯について

冬至といえば柚子湯を思い浮かべる方も多いでしょう。

柚子の香りには、
気分をゆるめ、巡りをよくする働きがあるとされています。

  • お湯は熱すぎない。
  • 長湯しすぎない

という点に気をつけながら、
ゆったりとした気持ちで入浴することが大切です。できれば額からじんわりと汗ばむ程度を。大汗は禁物です。

お屠蘇(おとそ)について

お屠蘇は、お正月に飲まれるものとして知られていますが、
本来は「邪気を払い、健やかに一年を過ごす」ための習わしです。

使われる生薬には、

  • シナモン
  • クローブ
  • 山椒
    など、体を温めるものが含まれています。

近年では、

  • ミルクティーと一緒にドリップ、煮出してチャイ風に
  • カレーやスパイシーなスープや煮込みの隠し味に

といった使い方をされる方もいらっしゃいます。

当店ではこんなご相談が増えています

冬至の時期には、

  • 冷えが気になる
  • 年末に向けて疲れが溜まっている
  • 食欲や胃腸の調子が落ちている

といったご相談が増えてきます。

当店では、
漢方薬だけでなく、食事や日々の過ごし方についても一緒にお話ししています。

世田谷区で漢方相談をお考えの方へ

漢方薬局 The Herbalist は、
世田谷区で、体と暮らしを一緒に整えることを大切にしている漢方薬局です。

「病院に行くほどではないけれど、少し気になる」
そんな段階でのご相談も歓迎しております。

ご自身のペースで、無理なく。
どうぞお気軽にお声がけください。

また、12月より訪問での漢方相談も始めておりますのでちょっと当店に行きづらいという方はどうぞコンタクトフォームLINE、お電話などでご相談いただけますと幸甚です。


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